上2枚の画像は同じ車輛です。
この車輛のレストア経過は弊社HPのRESTORページに載っています。
遥々米国より日本に連れて来られ、その揚句1度は日本のオーナーさんに見放された可哀想な経歴を持った車輛でした。
空いた時間を使って化粧直しを始めました。
正直な所、化粧直しにしてはかなりハードな作業の連続。
まだ完成には程遠い状態の時に新しいオーナーさんが決まりました。
新しいオーナーさんと決して綿密ではない(笑)打ち合わせをしながら作業を進め昨日ようやく納車をさせて頂きました。普通のクルマだったらとっくに廃棄処分の所をこうやって蘇り、又5年、10年新しいオーナーさんの元でファミリーカーとして役目を果たしていけるんです。
3枚目の画像はいかにも可哀想な姿の車輛ですが、このクルマだって立派に再生します。この位の年式(74年式)は今まで高年式と呼ばれ見向きもされなかったですが、実際は35年も前に生産され立派なVINTAGEになってしまっているんですね。
当然その数は減る一方です。
この様になってしまった車輛もやり方次第では素晴らしい相棒に生まれ変わります。
庭の片隅でオブジェになっているVWを是非よみがえらせてあげて下さい。
解体して極一部を材料として再利用するよりずっとリサイクルになると思います。